湛山を敬愛する館長が発起人となって建てた私設博物館、平和に関する展示では無差別爆撃の展示が目をひく
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- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
甲府 クチコミ:17件
山梨平和ミュージアム 石橋湛山記念館
湛山を敬愛する館長が発起人となって建てた私設博物館、館長自らが案内をしてくださる。短期間ながら首相まで務めた人物の生い立ち、戦中でも考えを貫く姿勢、日中国交回復の立役者と、どのパネルも読み応え充分。寄贈本も多く並び、それらのタイトルも興味深い。
平和に関する展示では無差別爆撃の展示が目をひく。甲府空襲では終戦間近に日本には主な爆撃目標もなくなり、軍需工場もなく東京大空襲の避難者も多い甲府への爆撃で、市内7割近くが焼け野原になった。
一方、無差別爆撃の先駆けである日本軍の重慶爆撃は井上成美が立案したと初めて知る。
施設紹介
1. 甲府空襲・甲府連隊など15年戦争に関わる資料を収集・保存・展示して、戦争の事実と実相を次世代に伝えていく。
2. 平和・民権・自由主義を貫いた山梨出身の石橋湛山の生涯と思想を紹介する。
3. 私の展示コーナーなど、市民参加型の運営を重視する。
4. 平和憲法の意義、戦争と平和に関する情報を発信・交流する「平和の港」としての役割をはたす。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/12/21
いいね!:12票
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