標高329ｍ。体力に余裕があれば天守閣まで自分の足で

4.0
旅行時期：2021/11（約4年前）

岐阜市クチコミ：19件

標高329ｍの山頂に岐阜城天守閣（入場料￥200円）があって、通常、岐阜公園内の金華山ロープウェイ（往復￥1100円、乗車時間3、4分）を利用して訪れますが、天気の良い休日などはハイキング気分で幾つかある登山道を利用して山頂まで訪れるとよいかもしれません。

昔の城への大手道だという七曲り登山道が登りやすくおススメで、所要時間約1時間・1.9ｋｍだそうです。できればスニーカーなどで登るのが良いですが、ヒールのある靴でなければ登ることができます。非舗装の2、3ｍ幅ほどの道で下の方は坂道が多いですが、上の方はほぼ階段となっており、路面は岩でゴツゴツしている箇所も局所的にありました。休日などはお年寄りのグループから部活の生徒達、山ランの人など、多くの人達がゾロゾロと上り下りしていました。

果たして到着した山頂部では、まず標高280ｍほどの地点にロープウェイの山頂駅とリス村（入場料￥200円）があり、そこから天守閣へは山上尾根の細道を約7分（距離290ｍ）ほど行くと到着です。途中、展望台に寄るのがおススメで、できれば入場待ちがあるお昼時を避けて直下のレストランを利用すると、大展望を前にゆっくり椅子に座って寛いで美味しい食事をいただけます。

天守閣は入場料￥200円で、2021年11月現在、新型コロナの影響で入場前に氏名や連絡先の記入が必要です。コンクリート造りなところが残念ですが、エレベーターなどは無く、屋外の記名場所から13段（天守閣に至るまでも階段を何段も登りますが…）、4階の最上階に至るまでも17段、16段、19段の階段をそれぞれ自分の足で登ります。

天守閣にはお城の解説パネルのほか、信長公の彫像や甲冑の展示、そして天守閣から城下を眺める信長やCGで再現された信長公居館の様子が見られる映像が面白いです。また、岐阜駅前（北口の信長ゆめ広場）に立つ黄金の信長公像のミニチュアが展示されていました。展示はそれほど多くはありませんが、天守閣直下にある岐阜城資料館よりはマシです。