芭蕉が門弟達と別れた場所にある句碑
- 3.0
- 旅行時期:2021/02(約5年前)
-
-
by キャンサー50さん(男性)
川崎 クチコミ:69件
京急本線八丁畷駅が最寄り駅。
八丁畷駅西口から北東へ約110mのところにあります。
京急本線の線路沿いにある小さな小屋の中に句碑が置かれています。
説明板によると、芭蕉は元禄7年(1694)、江戸深川を立ち、伊賀へ向かう途中に川崎宿で門弟達と別れたそうです。
その時詠んだ句が石碑に刻まれたもの。
「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」
芭蕉の死後百三十余年後の文政13年(1830)8月、俳人一種は、俳聖の道跡をしのび、天保の三大俳人のひとりに数えられた師の桜井梅室に筆を染めてもらい、この句碑を建てたそうです。
芭蕉の時代、川崎宿もこの辺りまで来ると人家はなくなり街道の両側は一面の田畑でのどけき風景であったようですが、今や街道のすぐ脇を鉄道が走り、車の往来も頻繁で、「わび」も「さび」もあったもんじゃありません。
ちょっと無粋な気がします。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/10/25
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する