天王三社祭を唯一継続
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- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by ゆっくさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:8件
小舟町八雲神社は神田神社の摂社にあたります。神田神社は都心のど真ん中ですので、複数路線でアクセス可能ですが、おそらく一番の最寄駅は「御茶ノ水」駅。そこから北に500m程です。なお、無料の駐車場が隋神門前の道を右折した本殿の東奥にあります。数十台は停められると思いますが、離合はかなり難しいです。ご神殿の西側に小舟町八雲神社はあります。
江戸時代以前から、現皇居吹上御苑辺りに創建されていたらしいです。1616年に江戸城の拡張に伴い、神田神社と共に、現社地に遷座したとのこと。御祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。隣の小舟町八雲神社と隣の隣の江戸神社と共に、秀忠により、神社の管轄が幕府から庶民に渡ったため、自分の町会の御旅所に神輿を渡御する「天王三社祭」が盛り上がっていたそうです。小船町の御旅所へ渡御していたことが神社名の由来。元々は小伝馬町だったのが、1666年頃に小舟町に変わったそうです。現在、天王祭は小舟町八雲神社だけが引き継いでおり、江戸神社は本殿の神田祭の時に神輿を渡御するそうです。
ちなみに、江戸時代の神仏習合においては、建速須佐之男命は牛頭天王と同一視されているため、天王祭と言います。また、須佐之男命を御祭神とする神社は八雲神社と呼ばれることが多く、総本社は京都の八坂神社となります。
- 施設の満足度
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- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/09/27
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