江戸総鎮守として120町内会の総氏神様
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- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by ゆっくさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:8件
都心のど真ん中ですので、複数路線でアクセス可能ですが、おそらく一番の最寄駅は「御茶ノ水」駅。そこから北に500m程です。なお、無料の駐車場が隋神門前の道を右折した本殿の東奥にあります。数十台は停められると思いますが、離合はかなり難しいです。
元准勅祭社、現東京十社の一社で、神社本庁の別表神社です。この付近に入植した出雲族が祖神の大己貴命(おおなむちのみこと)を現皇居大手門付近に730年、創祀したのが起源だそうです。935年に近所(現将門の首塚)に葬られた平将門を1309年に合祀。1616年に江戸城の拡張に伴い、江戸城の鬼門にあたる現社地に遷座。以後、江戸総鎮守として、徳川将軍家も庶民も崇敬するようになったとのこと。1874年(明治7年)になり、茨城県の大洗磯前神社から少彦名命(すくなひこなのみこと)を勧請。ゆえに、現在御祭神は、この三柱です。今では、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、太田青果市場、豊洲魚市場という120町会の総氏神だそうです。
参道は、本郷通り(中山道)から北東に延びています。鳥居の先に朱塗りの入母屋造二階建ての豪華な隋神門があり、その先に社殿が南西向きに構えています。昭和9年に竣工した権現造りで国の文化材に登録されています。境内左手には、ひたすら大きい大己貴命(大黒様)の石像が鎮座していました。その後ろには平成30年に出来た近代的な文化交流館がありお土産を購入できます。右手に行くと、駐車場がありますが、その先が崖になっており、高台になっていることがわかります。江戸時代は、ここから江戸湾が見渡せたそうです。また、神殿の左手にある大伝馬町八雲神社は神田神社が遷座してくる前から、この地にある地主神という説もあるらしいです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/09/27
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