6月には海霧の出ることが多いですが、却って幻想的な風景も楽しめます。

4.0
旅行時期：2021/06（約5年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

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葦毛崎展望台（あしげざき・てんぼうだい）は種差海岸（たねさし・かいがん）の名所の一つ。
鮫角灯台（さめかど・とうだい）前の岬の上にあって周辺の海岸線や太平洋が見渡せる場所になっています。
ちょっと要塞風な造りをしていますが、これは幕末には異国船の監視所、太平洋戦争末期には軍事施設として使われていたという歴史があるからだそう。
今では傍らに駐車場やホロンバイルという休憩所もあって気軽に立ち寄れます。
ホロンバイルでは名物のソフトクリームを食べて行くといいですよ。

私はJR八戸線の鮫駅（さめ・えき）近くから出ている八戸市営バスの≪ワンコインバスうみねこ号≫で葦毛崎展望台へ行ってみました。
そのバスの時刻表はこちら。
東北新幹線やJR八戸線との乗り継ぎ表も出ています。
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/bus/onecoin_uminekogou.html
●注：上記のうみねこ号は本数が少ないので要注意。
みちのく潮風トレイルの道筋でもあるので、全部徒歩は無理でも、上記バスやJR八戸線とも組み合わせてこの海岸線を見て回るといいですよ。
みちのく潮風トレイルの詳細は次の環境省のサイトでどうぞ。
http://tohoku.env.go.jp/mct/

葦毛崎展望台周辺を含む種差海岸一帯は原生花園が広がっていて私が行った6月下旬にはニッコウキスゲやノバナショウブの花が見頃。
ちょっと残念なのは、6月中はヤマセと呼ばれる濃い海霧がよく出て、見通しがきかない点ですが、霧の晴れ間には幻想的な光景にもなり、それはそれで楽しめたと思います。