高知城の天守閣と御殿

5.0
旅行時期：2021/07（約4年前）

by masa8982さん（男性）

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高知城の天守閣と御殿です。高知城は現存12天守の1つではありますが、残念ながら山内一豊が築いたものではなく、藩政時代に再建されたものです。それでも大変貴重な建築であることに変わりはありませんが。
二の丸から詰門の廊下を進むと本丸出られます。そちらに入口と料金所があります。高知城博物館とのセット券も販売しており、少しお得になっているようです。因みに、詰門の廊下は無料で見学できます。特別な展示物とかは無いのですが、藩政時代の建物を無料で見学できるのですから、太っ腹というしかありません。
御殿自体はそれほど大きくなく、展示物も最低限です。また、内装も欄間の彫刻は見事ですが華美な装飾は無く、質実剛健な雰囲気で、藩政時代の生活が偲ばれます。天守には高知城建築時のジオラマが展示されていますが、ごてごてと雑多なものが展示されているわけでは無く、往時の雰囲気をそのまま感じられて好感が持てます。天守からの眺めも良く、高知が山に囲まれた場所だということが良く判ります。なお、東多門と廊下門も見学可能で、そちらにも展示があります。
高知城の天守閣を撮影するだけであれば、こちらに入場する必要はありません。ただ、折角現存の御殿と天守の内部を見られるのですから、そのような機会を逃すのは非常に惜しいと思います。高知を訪れたら、是非訪問してみてください。