新型車両の導入は当面先送りにすべき
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- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by OE-343さん(非公開)
鳥取市 クチコミ:3件
新型車両の導入は当面先送りにすべき。このスーパーはくとに使用されるHOT7000系はJR四国の2000形と同じタイプですから、そろそろ更新の時期です。当然、2700系ベースの新型車両が計画されているはずです。
しかし、私はそれはすべきでなく、あと5年くらいは頑張って粘ることをお勧めしたいと思っています。
なぜなら、振り子式ディーゼルの新型車両を導入したらそれから30年使い続けることになります。しかし10年後を考えてみると、もうディーゼルカーは時代遅れになっているのです。
あと数年すれば、電気式ディーゼルカーはおろか、長距離の大型バッテリー電車が実現可能になっているはずです。京都から上郡までの間は電化されていますので直流電化で走れます。残りの区間向けに大容量のバッテリーを搭載した蓄電池車両なども考えられるようになるでしょう。リチウムイオン電池ではなく、ナトリウムイオン電池などを使用したより大容量で安価なバッテリーも考えられます(現場では、ナトリウムイオン電池は容量面で不足ですが、大きな可能性を秘めています。何より、レアメタルがいらない大容量蓄電池ですから)。
それに、これくらいの列車密度がある智頭急行なら、電化の検討をしてもおかしくないはずです。無論、単独では採算は取れませんが、二酸化炭素排出量などを換算し再生可能エネルギーの電力で全列車を運行し、それを排出権取引に出すなどすれば収入も見込めます。2030年度に46%削減と言う極めてレベルの低い目標ですら達成が困難ですから、今後、排出権取引の市場が急拡大することが見込まれます。
そうなると、新技術が出揃ってそういった検討ができるようになる数年後まで、更新を待ってみるというのが賢明な判断であると私は思います。
現実的な提案としては、直流1500V電源とディーゼルエンジンの電気式ハイブリッド車とし、将来的にエンジンをバッテリーに置き換える、と言う案が良いと思います。
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5.0
クチコミ投稿日:2021/07/30
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