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下田で頂く極上の鰻丼!

  • 4.5
  • 旅行時期:2021/07(約4年前)
After9さん

by After9さん(男性)

下田 クチコミ:53件

鰻がたべたいという家族のリクエストで下田の老舗鰻屋の「小川家」へ!
11時に開店ですが、人気店なので念のために朝の9時に電話で予約完了!
こちらへは何度か訪問してますが、まず特記すべき点はこちらの店は時間にシビアです・・・
予約時には「今どちらに?」と聞かれます。
遠くから電話している場合は予約を受け付けてくれませんので下田の近くに来てから予約の電話をしなくてはなりません。
その理由は、予約時間に出せるように時間の計算して鰻をさばいてから焼き上げるので、遠方からの客が渋滞などで遅れると焼きたての鰻が出せないからですね。
美味しい焼きたての鰻を完ぺきな状態で提供したいという店の強い思いなんでしょう!

予約時間=鰻の焼き上がり時間の10分前に店に来てくださいと告げられ店に着いたのが予約の30分前・・・
店の近くのペリーロードを散歩・・・
ペリー提督が了仙寺で行われる日米下田条約締結に出るために行進したストリートがペリーロード!
了仙寺から下田公園への約500mは、平滑川沿いの石畳の小道を歩けば「はなまこ壁」や「伊豆石造り」の家並みが続き、古き日本にタイムスリップした気分!

さて、11時50分に入店、1階のお座敷に通される・・・過去のブログ記事をみてみると2012年以来のおよそ9年ぶりの訪問です!

下田港の漁師町の中にある老舗鰻屋の小川家は下田で一番古い鰻屋で、グルメ口コミサイトの「食べログ」の独自ランキング「百名店2019」にも選ばれた店!
小川家の初代は江戸時代から続く東京の鰻の名店「野田岩」の流れを継ぎ、昭和の初期の頃に先代が東京神田で創業し、日本橋に移った後に下田に移ったという歴史があるらしい!

鰻といえば、土用丑の日に食べますが、こちらは何と土用丑の日が定休日!
その背景には、直木賞受賞作の家高橋治氏の 片意地へんくつ一本気という作品の中の人物像がこの鰻屋の先代!
「土用丑の日が定休日」という初代の主人のへんくつな意思は歴史が変わた今ではここ小川家でも引き継がれているという!


座敷から見える桶の中には元気な鰻・・・
鰻重は以前は「松・竹・梅」と鰻の大きさによって3択ありましたが、現在は竹 3,950円のみ
12年前のブログ記事と比べると1000円以上値上がりしているが鰻の価格高騰で仕方がないでしょう!
というか、3000円台で名店の鰻重が食べれる店は東京ではまず無いのでそれでも良心的な価格でしょう!

入店から待つこと10分以内で鰻重の登場!
蓋をあけると艶やかな鰻と共に備長炭で焼かれた香りが漂う!
米が見えないくらい綺麗に敷き詰められた鰻の絨毯は焼き色の焦げムラもなくまるでサンプル品のような完ぺきな仕事!!

東京をルーツとする店なので、ふっくら柔らかに蒸してから焼いた上品な仕上がり!
鰻の泥臭さは一切なく、皮の存在感さえもなくすようなふっくらで口の中でとろけてしまうような柔らかな食感は他店ではなかなか出会えないくらい!
甘さが控えめで醤油の角を残した引き締まったタレで、小さ目な米粒にも邑なく均一に絡んでいて丁寧な仕事が覗えます!

東京近郊の有名店や人気店でもここまでの鰻重はなかなかいただけません!(個人的な主観です)

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
家族旅行
一人当たり予算:
4,000円未満 
利用形態:
ランチ
アクセス:
3.5
コストパフォーマンス:
4.5
サービス:
3.5
雰囲気:
3.5
料理・味:
4.5
観光客向け度:
5.0

クチコミ投稿日:2021/07/10

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