毛利庭園

カモの親子がいた

5.0
旅行時期：2021/06（約3年前）

by 白熊爺さん（男性）

六本木クチコミ：20件

2021年6月22日に訪問。
大昔の六本木を知る人ならスウェーデンセンターの近くといえばわかるでしょうかw
夜になると真っ暗で六本木トンネルの横を登る階段があったあたりの場所になるんでしょうかねw

ひょうたん池をめぐる庭園で池泉回遊式庭園といってもいいのかな？
池に注ぎ込む小さな渓流や滝らしきものもあってお散歩にいいです。
訪問日はカルガモの親子もいましたが子ガモが１羽しかいないのが気になりました、、、

昔、ここにはニッカの工場があって桜の綺麗なニッカ池と呼ばれた池があったんですが、六本木ヒルズを作るときに地中に埋めちゃったんですよね。
将来のさらなる発掘調査などの可能性を残すためにニッカ池の池底を固めるとともに周辺の地盤改良を行い防護シートで覆い埋土保存を行ったんだそうです。
なので今の毛利庭園の下にはニッカ池や元々の毛利邸があるのですね。

ここにあった毛利甲斐守邸は赤穂浪士の10人が裁きが終わるまで預けられていた屋敷で、同じく赤穂浪士を預かった水野家と細川家は赤穂浪士を武士として厚遇しましたが、毛利家は赤穂浪士を罪人として冷遇したと伝わっていますね。
こういうの聞くと毛利ってなんだかねーって思ってしまいますw

庭園の入り口にある大銀杏の木は以前からここにあった木を移植したのです。
結構大変な作業だったので見物人も来てましたね。
ソメイヨシノとかの古木も元あったものの移植ですね。
そういうことも知りつつこの庭園を歩くと思いもひとしおですね。