現在も後継寺院が存在。千葉県指定史跡。
- 3.5
- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by ゆっくさん(男性)
館山 クチコミ:5件
最寄り駅はJR内房線館山駅ですが3km以上離れています。駅からのバスで最寄りバス停は「国分寺前」です。
真言宗智山派の寺院で、律令時代に聖武天皇の詔により建立された安房国分寺の後継寺院です(但し連続性は不明だそう)。現在の国分寺を中心とする一帯が、ほぼ安房国分寺跡だそうです。詔の時期は、安房国はまだ上総国だった時期とのことで、分国した後の建立のため、全国に比べても遅い時期に建立されたか、あるいは既存の寺を国分寺にしたと考えられるそうです。瓦や金堂跡と推測される基壇が発掘されているそうですが、その他の建物跡が見つかっておらず、伽藍配置もわからないとのこと。ちなみに、安房国府跡、安房国分尼寺跡も推測地はあるものの、正式には判明していないとのことです。千葉県は、安房、上総、下総の3か国から成り立っていますから、発掘も大変でしょうね。
14世紀の五輪塔、江戸時代中期の宝篋印塔、江戸時代後期の薬師堂が残っています。また、江戸時代の農民一揆の際に、老中へ直訴し処刑された、名主3名(三義民)の墓もあります。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/06/05
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