四季折々の景観とあわせて江戸城址の建築遺構など写真撮影ポイントが多彩な都心のオアシスです!
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- 旅行時期:2021/03(約5年前)
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by hiroさん(男性)
市ヶ谷 クチコミ:9件
『北の丸公園』は、「皇居」南東側に位置する「皇居前広場」を中心に旧皇室苑地の一部であった「皇居外苑地区」が1949年(昭和24年)に開園した「皇居外苑」に属する現在の環境省が管理する「国民公園」(皇居外苑・新宿御苑・京都御苑)として、明治時代に「皇居」警護のために配置されたのがはじまりとされる旧近衛連隊の跡地となる「皇居」北側に位置する「北の丸地区」に「昭和天皇」の還暦を記念して1969年(昭和44年)に開園した敷地面積193,297平方メートルの森林公園です。
公園の名称および町名でもある『北の丸公園』の由来は、室町幕府・第8代将軍「足利義政」の時代となる1457年(長禄元年)に「太田道灌」によって築城されたとされる「本丸」と「二の丸」で構成されていた小規模な「江戸城」を「徳川家康」が江戸に入府してから「三の丸」・「西の丸」・「吹上」・「北の丸」などを全国の諸大名によって増築・拡張工事が実施され大城郭に整備された「江戸城」の「本丸」と「吹上」に隣接する「北の丸」の地であり、徳川幕府・第3代将軍「徳川家光」の時代となる江戸時代初期には、徳川将軍家・近親者となる「徳川忠長」(第2代将軍・徳川秀忠の三男)、「徳川綱重」(第3代将軍・徳川家光の三男)、「天樹院(千姫)」(第2代将軍・徳川秀忠の長女)、「春日局」(第3代将軍・徳川家光の乳母)など将軍に対する忠誠度の高い者の屋敷地となっています。
その後の徳川幕府・第8代将軍「徳川吉宗」の時代となる江戸時代中期には、徳川将軍家より分立し徳川将軍家に後嗣がいない場合に将軍の後継者を提供する役割を担った大名家の「徳川御三卿」(田安家・清水家・一橋家)となる「田安家」と「清水家」の屋敷地となり、明治維新後に明治政府により近衛師団の兵営地が設置されていました。
現在の『北の丸公園』内には、公園として整備される以前からある緑葉樹林に野鳥が好む実のなる樹木のほか花木など種類豊富な落葉樹林や芝生広場とあわせて池や小川が整備されおり四季折々の里山の景観を満喫することができる都心のオアシスです。
また、『北の丸公園』北側出入口に通行可能な旧・「江戸城」最古の建築遺構であり1636年(寛永13年)に再建された城門とされる「田安門」、公園東側出入口となる1658年(万治元年)に再建された城門「清水門」から旧・「江戸城」敷地内の高低差部分を江戸時代に整備された階段状の坂道となる旧・「江戸城」に現存する唯一の「雁木坂」が残されています。
ちなみに「田安門」および「清水門」は、旧・「江戸城」の建築遺構として1961年(昭和36年)に国の「重要文化財(建造物)」に指定されています。
そのほか1964年(昭和39年)に「東京オリンピック・柔道競技会場」として竣工した「日本武道館」、同じく1964年(昭和39年)に開館した現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識を広く国民に対して普及・啓発する目的で開館した博物館(科学館)である「科学技術館」、日本で最初の国立美術館として1952年(昭和27年)中央区京橋に開館したのち1969年(昭和44年)に現在地に移転した日本の20世紀初頭から現代まで多様なジャンルの近現代美術作品を随時コレクションする「東京国立近代美術館」などの文化施設が配置されています。
今回は、都営地下鉄・新宿線「九段下駅」から九段エリアを訪れ久しぶりに「田安門」から『北の丸公園』に立ち寄り「科学技術館」までのエリアを短時間でしたが散策しモクレンなどの樹木に癒されました。
『北の丸公園』は、種類豊富な樹木・水辺のある芝生広場など四季折々の里山の景観散策、「江戸城址」建築遺構の歴史探訪のほか文化施設の利用など多彩な楽しみ方ができるお薦めにエリアです。
機会があれば、「江戸城址」建築遺構とあわせて四季折々の景観など写真撮影ポイント多数あるのでゆっくりと時間をかけて公園内を散策したいと思います・・・
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・九段下駅または竹橋が最寄り駅です。敷地内に駐車場が完備されています。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日の朝と昼頃に田安門から出入りしましたが、公園内ですれ違う人は数名いました。
- バリアフリー:
- 3.5
- 遊歩道は、舗装されているところが多く歩きやすいです。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 江戸城址の建築遺構として現存する最古の田安門のほか里山の樹木など写真撮影ポイントが多彩です。
クチコミ投稿日:2021/04/29
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