古墳好きなら必見の装飾の数々
- 5.0
- 旅行時期:2021/04(約3年前)
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by toroppeさん(男性)
田川・嘉麻 クチコミ:1件
BSのTV番組で紹介されていて、壁画ほかを是非見たいと思い、太宰府天満宮から中津城への移動途中でやってきました。
王塚装飾古墳館に入ると、左側に展示物とビデオがあります。こちらは無料です。展示物を見てから、1番と2番のビデオを見て予習しました。中に入るのは有料(大人330円)ですが、石室のレプリカが見たかったので、入らないという選択肢はありません。
受付で入場料を支払い、デザインが一番気に入った双脚輪状文のキーホルダーを購入。万華鏡みたいなトンネルを通って内部へ。館内は撮影OKの所を過ぎると、一部禁止になっています。
6世紀の頃に作られた古墳で、全国の装飾古墳の中で特別史跡に指定されているのは、奈良県の高松塚古墳、キトラ古墳とコチラの3箇所のみです。
春、秋には石室の実物の特別公開がありますが、この春はコロナ禍で中止になりました。展示してある模型のように観察室から覗けるようです。TVの番組ではこの観察室に入れてもらっていました。
石室再現室に入ると、まずは正面から「がびーん」の衝撃。奥の石室に入ると、さらに美しい !! 現代アートのようなカラフルな模様には、感嘆しかありません。天井は星空そのもの。全てのデザイン色使いなどに、古代人のセンスを感じます。
展示コーナーに戻ると、顔料やその原料の解説がありました。装飾古墳の文様の解説もありましたが、大陸で一般的な肖像画よりも、コチラのような幾何学文様の方がアート感が高いと、個人的には思いました。
全国に多くの装飾古墳があるのは、展示資料をみて知りました。中でも装飾古墳は圧倒的に九州に多いんですよね。他も機会を見つけて訪れたいです。
展示館の万華鏡トンネル出口から出る際には、正面に古墳が見えます。外に出る前には、無料の企画展示(コノマ遺跡)も見ました。
外に出て階段を登ると、発掘された前方後円墳があります。立派な入口がついており、観察室はこの内部です。中の様子や色使いがわかる説明板もありました。裏側を下までくだると、バス停がありました。
これだけの施設なのに、平日とはいえ人が少ないのが残念でした。観光スポット巡りのライン上にないからでしょうね。
約1時間30分で駐車場に戻りました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/04/16
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