因幡街道の景観が美しい宿場町　～　旧大原宿

3.5
旅行時期：2021/03（約5年前）

美作・湯郷温泉クチコミ：2件

岡山県旧大原町は北東部に位置し兵庫県と境を接し江戸時代から因幡國と播磨國を結ぶ旧因幡街道の宿場町「大原宿」として栄えてきた歴史を持つところ。

国道３７３号線の西側に今も旧因幡街道の町並みが保存され、景観保存の一環から電柱・電線などは全て地面に埋められているので当時の旅人が観たであろうすっきりとした景観が観られます。

何と言っても一番の見物は”大原本陣と脇本陣”の江戸時代の残る威風堂々とした建築物ですが、一般公開されていないのが非常に残念なところ…。
有料であったも当時の雰囲気を知る上で、今後は何とか整備・修復をしてでも見学が出来るようにして頂きたいです。

また、唯一残る創業江戸時代からの蔵元・田中酒造や旧本田邸（現在の大原観光案内所）に旧難波邸、ピンクの壁面を持つ洋館風の旧中国銀行・大原支店なども街道筋の趣きとマッチした風情を覆いに醸し出しています。

個人的には北側の旧難波邸辺りから街道筋を観れば、緩やかな坂の両側に栄えた宿場の栄華が観れるような思いです～。

旧街道筋には駐車場が在りませんが、観光案内所の横に駐車スペースが在るのでそこに止めさせて頂きましたが、あくまでも地元の方々の古町集会場の駐車場なので迷惑にならないようにお願いします。
もし満車の時は国道沿いのスーパーに止めさせて頂くのもありかも？…、当然ながらマナーとして買い物はして下さいね。

公共交通の方は智頭急行・大原駅下車、徒歩で１０分程度と便利は好いですよ。