古今集に源融が歌を詠んだ歌枕、後年芭蕉が訪れ「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」を残す
- 4.5
- 旅行時期:2021/02(約5年前)
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by ハンクさん(男性)
福島市 クチコミ:24件
福島滞在中の週末、信夫文知摺ゆかりの地文知摺観音を訪れた。行基菩薩御作の聖観世音菩薩像を本尊とする史蹟名勝の地「信夫文知摺」はもちずり絹の発祥地である。
古今集には源融(みなもとのとおる、光源氏のモデルともいわれる)が「みちのくの しのぶもちずり 誰ゆえに 乱れ染めにし 我ならなくに」と詠んだ。後年奥の細道の旅の途中芭蕉が立ち寄り「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」の句を残している。芭蕉の時代のみならず、多くの文人が訪れる歌枕を訪れることができたのは感無量である。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/02/28
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