いつも大仏様の前で「気」を感じます。
- 4.0
- 旅行時期:2020/11(約3年前)
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by nichiさん(男性)
鎌倉 クチコミ:17件
入場料は300円
前は200円だったような??
いつ値上がりしたんだろう?
中に入って左に曲がると
バーーーーン!!
正面に大仏様。
朝一で訪れると、右側から朝日が大仏様に当たっています。
ココに来るといつも神秘的な「気」を感じます。
これは日本では島根県の出雲大社、カトリック築地教会、奈良の法隆寺。
海外ではイタリアのアシジのサン・フランチェスコ大聖堂、バチカンのシスティーナ礼拝堂、パリのサントシャペル、ペルーのマチュピチュの遺跡、インドのバラナシで感じたことがあります。
謎が多い鎌倉の大仏様。
阿弥陀如来です。
1252年に建立され始め、1243年に開眼供養が行われています。
鎌倉中期ですね。
鎌倉幕府によって建立されましたが、何のために造られたかはいまだにわかっていません。
大仏は、最初は木造だったようです。
この9年後。金銅の大仏が造り始められました。
木造の大仏が津波で壊れた説や、木造の大仏は金銅の大仏の鋳型だったとい
う説などがあります。
その後、大仏の完成まで、かなりの年月がかかったようですが、金銅の大仏が完成した年はわかっていません。
これも大仏の謎の一つです。
高さは台座を含めて13.35m。
大仏様は仏身高 11.31m。
ちなみに奈良の大仏様は14.98mですから奈良の方が大きいですね。
元々は奈良と同じように大仏殿があり、建物の中に鎮座していた大仏様です。
「明応の大地震」1498年(明応7年)による地震と津波で大仏殿は倒壊し流されてしまったようで、その後は再建されていません。
室町時代にはすでに今のように野ざらしの大仏様だったことが記録に残っています。121トンと重い大仏様は、建物が台風や津波で流されても、大地震で倒壊しても、微動だにしなかったんですね。
境内には「大仏様の草鞋」があります。
長さ1.8m、幅0.9m、重量45kgもあります。
1951年、「大仏様に日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい」と願う、茨城県久慈郡(現常陸太田市松栄町)の子供達によって始められました。
3年に一度巨大な草履が高徳院に寄進されています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/02/07
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