建物密集地帯です。
- 4.0
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by 旅好者さん(男性)
博多 クチコミ:265件
妙法寺は中央区唐人町にあり、黒門川通りに面していました。表から見ると、本堂一階には巨大な大仏様が鎮座しているのが見えます。そして、新しそうな大きな本堂を始め、境内を埋め尽くすように建物がありました。このお寺の創建には禁教令が大きく関係しています。さらに、有力外様藩に対する徳川幕府のいちゃもんが関係しています。当時、幕府からキリシタン大名の嫌疑をかけられた2代目忠之は、現在の西公園の荒津山に家康を祀る東照宮を建てて忠義を表わしています。(これに伴って、荒津山近隣のいくつもの寺院が唐人町へ移されています)さらに、領内に寺院をいくつも建立し、疑いを晴らそうとし、その1つが妙法寺です。幕府への取り成しを務めたのは、日蓮宗の熱心な信者だった加藤清正です。(境内に加藤清正公を祀った清正堂があります)加藤清正は幕府とのもめ事の仲介役をいくつも務めますが、熊本の加藤家が2代目でお家取り潰しになったのは、幕府としてはその仲介が気に食わなかったことが大きく影響していると思います。山号は啓運山で、日蓮宗のお寺さんです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/02/02
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