何度も行ったことがありますが、「悟りの窓」は何度見ても素敵です。
- 4.5
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by nichiさん(男性)
鎌倉 クチコミ:17件
入館料は一人300円×2名。
アジサイの季節は500円だったかな?
そもそも明月院は、1160年に鎌倉時代の武将・山内首藤 俊通の供養として明月院の前身である明月庵が創建されたところに源があります。
その後、1256年、鎌倉幕府五代執権・北条時頼がこの地に最明寺が建立しました。
この正面の参道は、この最明寺の参道だったわけです。
時頼の子である北条時宗が最明寺を前身に、禅興寺を創建し、その後、関東官領・上杉憲方は寺院を拡大し、塔頭も建てました。
この時、明月庵は明月院となっています。
明治になって、禅興寺は廃寺となり、明月院だけが残りました。
山門に至る坂道はアジサイの時期にはメッチャ混雑するところです。
アジサイ満開の6月下旬に訪れ、入場規制で40分待ったことがあります。
シーズンではないと言え、人がいないのは初めてです。
第二次世界大戦後には物資不足で参道を整備する杭が足らず、代わりにアジサイを植えていったのが有名となって「あじさい寺」とも呼ばれるようになったとのことです。
以前この事実を知った時には夫婦で驚きました。
かなり古くからあったアジサイと思っていたからですね。
何が功を奏するか判りませんね。
方丈にはご本尊である聖観音菩薩坐像が安置されています。
撮影禁止。
方丈の見所は、有名な円窓。
別名「悟りの窓」
悟りや真理、大宇宙などを円形で象徴的に表現しています。
以前はこの円窓があるお座敷に上がることができました。
円窓の奥には庭園が広がっており、季節によって様々な景色を楽しむことができま
す。
この窓は東に向いているので、午前中に訪れるのが光が入ってベスト。
でもこの日は花菖蒲は終わって紅葉はまだと言う中途半端な時期。
雨の日は障子が半分閉まっており、これはこれでまた絵になってカッコいいです。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/01/29
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