1964年の東京オリンピックでは、カヌー競技の会場になった相模湖
- 3.5
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
-
-
by nichiさん(男性)
津久井湖・相模湖 クチコミ:3件
中央高速を走行中、何度も車窓から見下ろしたことがあった相模湖。
今回はじめて訪れました。
ちょっとひなびた感じで、写真には撮っていませんが、相模湖周辺には、潰れたパチンコ屋やボーリング場、ホテル、喫茶店が廃墟になっていたのが印象的でした。
相模湖公園も昭和のレトロゲームが並んでいるお店か、シャッターが閉まったお店が多く、遊覧船もガラガラで寂しい雰囲気でした。
そんな中、体育会系の学生を中心とした多くの若者が、レガッタの練習中。
多くのボートが湖で練習をしていました。
1964年の東京オリンピックではカヌー競技の会場になった相模湖ですが、
若者たちのカヌーの練習風景を観ると清々しい気持ちになりました。
湖の周囲は約 12km。
山々に囲まれた、自然豊かな人造湖です。
この湖の底にはダム建設によって水没した「旧日連村 勝瀬」が眠っています。
196戸の集落であったとのことです。
この集落の歴史は古く、1501年にはココに村があった記録が残っているそうです。
つまり戦国時代初期ですね。
東京・神奈川方面から甲信越方面への物流の中間点だったため、江戸時代には、荷継問屋、醤油蔵、造酒屋、米殻荒物など、多くの商取引が行われた集落だったようです。
相模湖には遊覧船が運行されています。
その会社の名前が勝瀬観光。
この湖の底に水没した勝瀬村の方々が設立した会社だそうです。
灌漑深いものがあります。
色々な歴史がありますね。。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/01/25
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する