神社に楼門はおかしい?
- 4.0
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by 旅好者さん(男性)
太宰府 クチコミ:51件
本殿を囲む回廊の真ん中に楼門がありました。楼門は2階のある門で、お寺さんでは鐘が乗った鐘楼門なんかもありますね。太宰府天満宮に楼門を最初に造ったのは菅原輔正(道真の曾孫)で大宰大弐を務めていた天元時代(980年ころ)だったと思われます。その後、何度か焼失し、戦国時代の慶長年間に石田光成が再建しています。しかし、明治時代に焼失。現在の楼門は三條栄三郎さんの設計で1914年(大正3年)に建てられたものです。この門は回廊の内外で姿が違います。外側は従来の安楽寺天満宮を踏襲した楼門ですが、内側は神社にある2階のない神門になっています。三條さんの設計の苦労が偲ばれます。今、天神さんは神社の風景を眺めながら鎮座しているのですね。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/01/23
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