墓地のあちこちに可憐な花が群生していました

4.0
旅行時期：2020/12（約5年前）

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都営三田線・白山駅から5分ほど、都立向丘高校隣に建つ曹洞宗の寺院です。色鮮やかな赤い山門を入った先には、放火の罪で処刑された八百屋お七を供養するために建てられたほうろく地蔵が安置され、首から上の病を平癒するとの言い伝えから、素焼きの土鍋に願い事が書かれたほうろくがたくさん積み重なっていました。墓地には江戸時代の砲術家・高島秋帆や、樋口一葉を援助したと言われる小説家・斎藤緑雨が眠っています。再訪した寺ですが、墓地の入口から高島秋帆の墓に至る通路と通路脇の小径には、白やピンクの可憐な花があちこちにまとまって育てられていて、心休まる寺だと感じました。木造の本堂向かいにも、きれいに手入れされた草木や大きな石が置かれ、落ち着きが感じられました。