武田氏の菩提寺です!
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by norisaさん(非公開)
勝沼・塩山 クチコミ:2件
恵林寺、このお寺は甲斐の有力武将、二階堂出羽守貞藤(にかいどうでわのかみさだふじが夢窓国師を招き、自邸を禅院とし創建しました。
その後、このお寺は武田信玄の尊敬を受けた美濃の快川(かいせん)和尚の入山で寺勢を高め、永禄7年(1564)には、信玄自ら寺領を寄進しここを菩提寺と定めました。
参道を進むと見えてくるのが四脚門(通称:赤門)で徳川家康の再建と伝えられ、国の重要文化財です。
ここには恵林寺の山号である「乾徳山」の額を門の上に堂々と掲げています。
この恵林寺も織田信長の焼き討ちにあい、有名な快川国師は
「安禅必ずしも山水を須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」
と言葉を残し、百人以上ともいわれる僧侶等とともに火に包まれたそうですーー。
そして、ここ、信長の焼き討ちで壮絶な火定を遂げた快川和尚の遺偈が掲げられているのが現在の三門です。
心頭を滅却すれば火自ずから涼し!
この心境になれたならば如何なる苦しみも忘れることができるというものですが、そこに達する方はそうはいません。
徳川時代になり、恵林寺は徳川家康の手により復興され、また徳川五代将軍綱吉の時代に甲斐国主となった柳沢吉保の庇護で寺は発展します。
そして現在のような大きなお寺へと回復したわけですね。
駐車場も完備しており、かなりの台数が駐車可能です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/11/22
いいね!:14票
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