30歳で夭逝した詩人の生涯について学べる。
- 4.5
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by さっとん姉さん(男性)
湯田温泉 クチコミ:1件
令和2年11月の平日に初めて訪れた。高校生のとき出会った中原中也の詩に私は今も惹かれている。
一番のお気に入りは中也の第二詩集「在りし日の歌」冒頭の『含羞(はじらい)――在りし日の歌――』である。
なにゆえに こころかくは羞じらう
秋 風白き日の山かげなりき
椎の枯葉の落窪に
幹々は いやにおとなび彳(た)ちいたり
《以下略》
入口で係の方に尋ねてみると最近の来館者は一日平均50人程度とのこと。私が訪れている間は若い人ばかりだった。
往路は新山口駅からJR山口線を湯田温泉駅で下車した。運賃は片道240円だった。
駅から中也の詩碑のある伊藤公園を経由してぶらぶら歩いた。記念館までゆっくり歩いても15分とはかからないだろう。
帰路は記念館前のバス停から終点の新山口駅前まで路線バスに乗った。運賃は530円とかなり高いので驚いた。
記念館の見どころは中也の自筆原稿などの資料展示であるが、約15分間のビデオが常時上映されていて中也の短い生涯を短時間で詳しく知ることができる。
また、この記念館が生地の跡に建っているという事実が何やら心地良い。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 4.5
- 鉄道でもバスでもアクセスが良い。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入館料330円は今どき良心的である。
- 展示内容:
- 4.0
- 一番の見どころは自筆原稿。館内は撮影禁止。
クチコミ投稿日:2020/11/19
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