石管の用水は、先人の苦労を感じられる遺構
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- 旅行時期:2020/07(約5年前)
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by ワンダラーさん(男性)
金沢 クチコミ:32件
金沢市内の辰巳用水は、1631年に金沢城が大火に遭って全焼したことによる防火用水づくりが主目的という。
犀川の上流で取水されて兼六園、金沢城などに至る10キロ以上の長さがある。
開渠部分もあるが、隧道も2.7キロもあり、さらに木管や石管で分水されているので、金沢城周辺で見ることができる。
ここは金沢城から現在の尾山神社に分水されていた場所で、当初は木管で、1844年に石管に改良されて使用されていた辰巳用水の遺構とされている。
確かに木管では耐用年数が短かろうから、石管が堅牢で良いのであろうが、人力で石を彫って管を何百メートルも埋設するのは、費用もかかる大工事だったのであろう。
先人の苦労を感じられる遺構だ。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/10/31
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