スピード自慢で本数も多め、快適。

4.0
旅行時期：2020/10（約5年前）

by fmi(ふみ)さん（男性）

鳥取市クチコミ：2件

　1994年に智頭急行が開業した時から運行され、もう25年以上走り続けている。
　それまで大阪から鳥取へ行くには山陰線の特急で4時間くらいかかっていたが、1時間以上短縮した。現在、高速バスが併走し、運賃3800円は半額近くだが、定時性と所要時間は「はくと」の方がずっとすぐれている。本数はどちらも同じくらい。はくとは7往復している。
　世界遺産である京都から三朝温泉の入り口倉吉までの間、鳥取、郡家、智頭、大原、佐用、上郡、姫路、明石、三宮、大阪、新大阪に停車。大体の列車が姫路駅で、東京発着の「のぞみ号」に接続する。
　開業から25年の間も、何回かに分け全線にわたって地道なスピードアップを続けていた。使用車両はHOT7000型といい、車体傾斜機能を持ち、性能はほぼ四国のN2000型と同じ。登場から25年経過し、内装は大幅にリニューアルされ、窓側席にはもナイルコンセントもついた。また、先頭車は前面展望が可能な場合がある。一方、車内販売は行われなくなった。
　この列車のおかげで智頭急行線は黒字であり、4年後には新車を導入する予定。