獅子舞谷は銀杏紅葉(いちょうもみじ)と紅葉、富士山が楽しめる
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- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by ドクターキムルさん(男性)
鎌倉 クチコミ:61件
鎌倉市二階堂新立にある谷は近年になって獅子舞谷(ししまいがやつ)と呼ばれるようになった。しかし、「獅子舞」の字名は麓にある亀ヶ淵の北東に隣接する戦後までは田圃があった場所である。
2017年に天園峠から下りた場所に「獅子岩」が設置され、誰もが獅子舞谷(ししまいがやつ)と思うようになっている。
獅子舞谷を「紅葉谷(もみじがやつ)」と呼ぶ輩もいるが、「紅葉谷」は瑞泉寺がある谷戸の名称で、鎌倉時代からある由緒正しい地名である。「紅葉谷」は日本一紅葉が遅い場所としてスポットを浴びている。
獅子舞谷は「紅葉谷」とは明らかに異なる。昭和初期に、谷には15本の銀杏の木、天園峠付近には17本の計32本もの銀杏の木が植えられており、大木となった銀杏の木が黄葉した銀杏紅葉(いちょうもみじ)を楽しむことができる。戦前に、鎌倉市内では寺社や寺社跡でもない場所に銀杏の木が植えられることは極まれである。
例年なら銀杏紅葉(いちょうもみじ)が終わった後に楓(かえで)の紅葉が楽しめる。ただし、この10数年ではたった一度か二度だけ銀杏紅葉と楓(かえで)の紅葉が同時に楽しめたことがあった。近年では台風の影響を受け、綺麗な銀杏紅葉が見られない年が続いてしまっている。
では、今年は綺麗な銀杏紅葉(いちょうもみじ)をみることができるのであろうか?
なお、天気が良ければ、銀杏紅葉(いちょうもみじ)と富士山、あるいは、紅葉と富士山を楽しむことが出来る。
場所:掘削されてなくなった大平山の南直下、天園峠から下った谷
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 2.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/09/19
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