「みんなの九州きっぷ」は2020年12月27日まで利用可能になった為、無理して早々の利用にこだわる必要はありません
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- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by フロンティアさん(男性)
博多 クチコミ:206件
「さくら」は博多~鹿児島中央間の九州新幹線を走る列車種別の1つで、必ず停車する博多・熊本・鹿児島中央の他、 一部の駅(新鳥栖・久留米・川内等)に停車する中位的な位置に該当します。
800系はその「さくら」のうち九州新幹線内のみで運転する列車の一部列車に使用されています。
以前、「N700系さくら」の項目で「みんなの九州きっぷ」について紹介しました。
概略を記すと以下のとおりです。
この切符、北部九州版と全九州版があり、基本的には土日祝日のみに限りますが、北部九州版の場合、熊本~大分間の豊肥本線と三角線を含む熊本~宇土間・大分より北側のJR九州エリアの特急列車・博多~熊本間の九州新幹線の自由席が連続する2日間僅か5,000円で、全九州版の場合、連続する2日間九州新幹線とJR九州エリア内の特急列車の自由席が連続する2日間僅か10,000円で利用し放題(乗り放題)となります。
また6回に限り、追加料金不要で普通車指定席も利用できる上、当日、手続きをすれば、鹿児島中央や長崎・博多等にある「アミュプラザ」という商業施設で利用できる500円の割引クーポンが貰える為、便利だけでなく大変お得な切符です。
一番の注意点としては「JR九州列車予約サービス」というJR九州の切符予約サイト又は「e5489」というJR西日本の切符予約サイトのいずれかで利用開始日の3日前までに購入手続きをする必要があるということです。
2020年7月と2020年8月にそれぞれ全九州版を利用し、そのうち2020年8月の場合、1日は小倉を起点に鹿児島県の指宿まで往復利用、もう1日は博多を起点に熊本県の三角に立ち寄り、その後、鹿児島県の嘉例川まで向かうかたちでの往復利用をしました。
先程紹介した通り、九州新幹線の他、特急列車も利用可能で、さらに指定席が6回利用可能な為、九州新幹線の「みずほ」・「さくら」だけでなく、「A特急で行こう」や「指宿のたまて箱」等の観光特急も利用しました。参考までに「A特急で行こう」や「指宿のたまて箱」は全席指定席ですが、指定席6回分の1回分を利用すれば追加料金不要で乗車することができ、大変便利でした。
他にもN700系で運転する「みずほ」・「さくら」も自由席に比べ指定席のほうが席はゆったりしている為、指定席1回分を利用する価値はありますが、2日で6回の為、計画的に利用しないと早々と6回分を使いきる可能性がある為、注意が必要です。ちなみに指定席を7回以上利用する場合は乗車券部分のみ有効で、指定席料金だけでなく特急料金部分も使えず、別途、指定席特急券を購入しなくてはならないので注意が必要です。
全九州版の場合、鹿児島からの場合、福岡市内や長崎市内等への旅行、福岡市内からの場合、鹿児島への旅行にオススメかと思いますが、1泊2日の単なる往復旅行で使用するとお得感が薄れる為、可能であれば1日ずつ往復し、2往復での利用のほうがお得だと思います。
福岡市内からの場合、本当は宮崎まで向かったほうがよりお得に見えますが、博多~宮崎の場合、所要時間が結構かかる為、日帰り利用が難しく、その点を考慮すると鹿児島までにとどめ、2日間にわけてそれぞれ往復利用したほうがお得かと思います。
なお、この切符、2020年7月から利用できるようになり、当初は2020年9月までの利用の予定でしたが、JR九州の公式サイトによると、2020年12月27日まで利用可能となる旨掲示がありました。また発売数量に制限はない為、感染状況にもよりますが、利用を9月の4連休にこだわる等あせる必要はないと思います。
ただ繰り返しになりますが、利用開始日の3日前までに切符の購入手続することをお忘れなく・・・
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/09/12
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