奥入瀬遊歩道

決して、公園や植物園の「遊」歩道ではありません。長く歩くなら相応の準備と心構えを！

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旅行時期：2020/07（約4年前）

by ダディおさん（男性）

奥入瀬・十和田湖クチコミ：5件

三乱の流れから子ノ口までの10kmを歩きました。この区間で屋根があったのは、石ヶ戸休憩所と、雲井の流れのトイレ内だけでした。日差しはブナの葉が遮ってくれましたが、雨をしのげるのはこの2か所だけでした。前夜の大雨のせいで、道もピクニック用の椅子や机も、覆いかぶさるように伸びる枝も、すべて濡れていました。土の歩道は、舗装道と渓流の間に作られており、所々、濡れ枯葉で覆われて滑りやすくなっていました。雨が車道から渓流に流れ込む際に、歩道の上を川のように流れている箇所がありました。
車道を歩かざるをえない区間では、水たまりを容赦なく跳ね上げる車にヒヤヒヤしつつ、盛り上がっている狭い路肩を、踏み外さないように注意して歩く必要がありました。
この車道を走る路線バスは、コロナ禍で減便され、一日５往復だけです。途中にある数カ所のバス停は、狭い路肩に札が立っているだけで屋根も椅子も無く、疾走する自家用車を避けつつ１時間以上バスを待ちをするのは、不安に思いました。
石ヶ戸を出ると次のトイレは4km先の雲井の流れで、その次はその4km先の子ノ口というのも、個人的には辛かったです。
長く歩く方は、次のサイトのハンドブックを、熟読しておくことをお勧めします。http://www.towadakb.com/kb/handbook.html
さもなくば、ガイド付きバスで名所だけを見るツアーに参加したほうがよいと思います。