金沢城の鬼門を守り、前田利家公を祀ったという格式。
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- 旅行時期:2020/07(約5年前)
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by ワンダラーさん(男性)
金沢 クチコミ:32件
「宇多須神社」の由緒は、石川県神社庁によると
『本社は通称毘沙門さんと云う。佐和田川(今の浅野川)の辺の小丘から出た古鏡の裏面に卯と辰との紋様があったので卯辰神とし、養老2年(今から1250年以上)多聞天社と称して創建された。また藩祖前田利家公を卯辰八幡宮と称して祀ってあり代々藩主の祈祷所として崇敬篤かった。・・・』とある。
一方、写真の鳥居前には
『宇多須神社は慶長4年(1599年)二代目藩主前田利長公が金沢城の鬼門の方角の当地に前田利家公をお祀りした、元の加賀藩社「卯辰八幡宮」です。』とある。
併せて考えると、養老2年に多聞天社と称して創建された神社を元に、加賀藩が大拡張したように考えるのが合理的なようだ。
この地は、東山というのに平らな感じで不審に感じていたが、宇多須神社は小高くなっていて、ここが東山の地名の元祖なのであろう。
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3.5
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/07/25
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