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後醍醐天皇の御着船所

名所・史跡

後醍醐天皇の御着船所 施設情報・クチコミに戻る

上陸地をめぐる伝承

  • 3.0
  • 旅行時期:2019/11(約6年前)
はちのすけさん

by はちのすけさん(男性)

大山周辺 クチコミ:11件

 隠岐島を脱出した後醍醐天皇が本州に上陸したとされる港は現在の御来屋港(鳥取県大山町御来屋)だが、もう少し東の逢坂港だったという説も戦前の一時期にはあった。昭和8年には石碑も立てられている。したがって後醍醐天皇の「着船所」という碑は、大山町内に二つある。一つがこのサイトの表題にある「大山町岡」で、もう一つが「元弘帝御着船所の碑」がある大山町御来屋だ。現在では表題の石碑がほとんど語られることはなく、地元の大山町のHPでも御来屋を着船所として紹介している。ちょうど宮本武蔵の生誕地が何か所もあるようなものだろう。英雄譚にはつきものの「複数説」だ。以下は御来屋説で話を進める。場所は旧国道沿いで、御来屋港の「御腰掛の岩」とは指呼の間にある。上陸した天皇はここにかくまわれたが、その環境がまるでニワトリのねぐらのようだったことから、この家に「塒(ねぐら)」の名字を下賜した。石碑がある場所は、この家の前である。石碑は天皇をかくまった功をたたえて鳥取藩が建立した。この付近には天皇ゆかりの地名、名字があり、歴史ロマンを掻き立てる要素となっている。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
3.0
見ごたえ:
3.0

クチコミ投稿日:2020/07/24

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