古墳からお寺へ
- 3.5
- 旅行時期:2018/11(約6年前)
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by はちのすけさん(男性)
米子 クチコミ:14件
昭和末期に国内最古級の仏教壁画が発見された廃寺跡。まだ、日本海側が大陸との交流窓口で、先進地域だったころだろうか。伽藍配置の独特さはこのエリアの先進性を示すものか、あるいは単なる地方の変則なのかはわからない。ただ、周囲を見渡すと淀江平野には多くの古墳がある。つまり、仏教伝来以降、古墳からお寺へと変化していった<進化>の過程がよくわかる教材としてとてもいい場所だ。このエリアに関してもっと言えば、古代史の教科書のようなところだ。近くの妻木晩田遺跡は抗争の時代だった弥生期をよく表現しているし、淀江平野に点在する古墳群は抗争が終わった時代を物語る。そして白鴎時代を表現するこの廃寺跡だ。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/07/23
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