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石町時の鐘 鐘撞堂跡

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江戸市中で初の公認「時の鐘」

  • 3.0
  • 旅行時期:2018/10(約7年前)
mikuwankoさん

by mikuwankoさん(男性)

日本橋 クチコミ:23件

江戸市中で最初に幕府公認となった時の鐘があった場所です。説明板によると1626年に辻源七という人物が鐘を撞き始めたのが最初のようです。幕府が成立してからそれまでの間はどうしていたのか不思議に思い調べてみると、家康の時代には鐘によって時刻を知らせていたものの、次代の秀忠は鐘の音を嫌い江戸城内で太鼓を鳴らす方法に変更、しかし遠くまで聞こえず役に立たなかったため、家光の時代になって再び鐘が用いられるようになったとのことです。また、辻源七は200坪ほどの屋敷地を拝領してていたこと、近隣住民から維持費として金を徴収していたことを知りました。鐘撞堂跡には、さくら室町ビルというオフィスビルが建ち、往時の面影を感じるものは全く残っていませんが、1711年に鋳造され当地で使用された時の鐘は直線距離で東に400mほど離れた小伝馬町牢屋敷跡に造られた十思公園内に残っています。併せて見学することをお勧めします。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
3.5
見ごたえ:
3.0

クチコミ投稿日:2020/03/10

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