百舌鳥・古市古墳群最大の「仁徳天皇陵」?実は埋葬者が誰なのかは諸説あり
- 3.5
- 旅行時期:2019/11(約5年前)
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by ハンクさん(男性)
堺 クチコミ:2件
2019年に新たに日本の23ヶ所目としてユネスコ世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群 - 古代日本の墳墓群」の仁徳天皇陵を訪れた。JR百舌鳥駅から徒歩10分、アクセスはよい。
さて「仁徳天皇陵」と書いてしまったが、実はこの巨大な墓の埋葬者が誰なのかは諸説があるということだ。仁徳天皇は、日本の第16代天皇で応神天皇の第4皇子、4世紀末から5世紀前半に実在したらしい。それはともかく、エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓を自称し、円と四角を合体させた前方後円墳という日本独自の形で、5世紀中ごろに約20年をかけて築造された。全長約486m、後円部径約249m、高さ約35m、前方部幅約307m、高さ約34mでまぎれもなく日本最大である。三重の濠が掘られており、宮内庁管理のため残念ながら陵域内への自由な出入りはできない。また、古墳の全景を見渡せる場所もなく、上空から眺めるためには、小型飛行機のツアーに入るしかない。近くに全景を眺めることができるタワーの建設を望みたいところだ。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/02/25
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