与謝野晶子の歌碑が、道玄坂の上にあります。故郷を想う自筆の歌が記されています。

3.5
旅行時期：2020/02（約6年前）

by さいたまさん（男性）

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与謝野晶子の歌碑が、道玄坂の上にあります。故郷を想う自筆の歌が記されています。
道玄坂の道路の傍の三角地の隅に立てられています。
歌碑の歌は、道玄坂の渋谷駅寄りの与謝野鉄幹の住居に住み着いた頃の歌だと推察されます。
両親の承諾も得ず、堺の生家を出て、妻子のある与謝野鉄幹の住居に入った晶子は、望郷の想いを歌に込めたのでしょう。その歌が自筆として歌碑に刻されています。
与謝野晶子の歌碑は、日本全国に数多く立てられています。パリへの旅行の途中に詠んだ歌が、ウラジオストックの大学に歌碑として残されてもいます。
写真として記録されている歌碑だけでも、１７０基にも及びます。
生家堺の地にも、２６基の歌碑があるそうです。
６３歳で息を引き取るまでの間、約５万首の歌や詩を発表したそうです。単純に計算しても、毎日３～４首の歌を詠んで、発表していたことになります。
１１人の子供を養うため、原稿料の前借をしつつも、エネルギッシュに生き抜いていった与謝野晶子の活躍ぶりが、目に浮かぶようです。
その代表的な歌碑の一つが、道玄坂にありました。