渋谷駅のモヤイ像は、新島の東京都移管100年を記念して、新島から渋谷区へ寄贈されたものです。
- 3.5
- 旅行時期:2020/02(約4年前)
-
by さいたまさん(男性)
渋谷 クチコミ:26件
渋谷駅のモヤイ像は、新島の東京都移管100年を記念して、新島から渋谷区へ寄贈されたものです。
新島では、観光面を始めとして、島の特性を打ち出す際、古来からの島民同士が助け合う風習を、地元のモヤイという言葉を介して、新島特産の抗火石(コーガ石)でできた石像で具現化することとなりました。
顔を題材とするデザイン面が、同じ南海の孤島であるイースター島のモアイ像と相通ずる部分もあります。
船舶関係の世界では、「モヤイ」とは、ロープ等でしっかり結ぶ結索方法であり、人と人との間をしっかり結びつける意味からも、共通する考え方かもしれません。
新島は、昔、「流人の島」とされていて、地元の居住者との関連が、難しい点もあり、人との交流に意を払う部分もあったと、推察しています。
新島特産の抗火石は、火山岩の一種ですが、軽く、かつ加工がし易い点もあり、石像の製作も容易だったようです。
このため、日本各地にモヤイ像が、贈呈されていますが、渋谷駅西口のモヤイ像が、最も有名です。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/02/15
いいね!:1票