こだわりぬいたアルファバゲットが美味しい

4.5
旅行時期：2020/02（約6年前）

by ごれんさん（女性）

神楽坂・飯田橋クチコミ：15件

「ドミニク・サブロン」元統括シェフで、「俺のBakery & Café」のプロデュースにも携わった榎本哲氏が、自分のこだわりを追及するために作ったベーカリーです。赤城神社の裏手の静かなエリアにあり、一見するとベーカリーだとは分かりづらい外観なのですが、次々にお客さんが入っていきます。
店内では榎本哲氏自身がパンを焼いておりペコリと挨拶してくれます。
店内は3～4人が入ればもういっぱいなので外で待つことになります。
対面式で欲しいパンを言って店員さんに取ってもらうのですが、土曜日の14時頃ではもう種類がほとんど残っておらず、たくさんあったのはクロワッサンのみ。バゲットも本来なら3種類あるはずですが1種類しか出ておらず、しかも丁度私の前のお客さんで売り切れ。しかし運よく私が会計中に丁度焼きたてのものが補充され、ギリギリ買う事ができました。
購入したのはアルファバゲット220円、黒豆と大納言かのこ220円、クロワッサン280円、ポミエ680円。
アルファバゲットは湯種で作っているので、外はパリッ（バリッではない）と、中はもっちりしていてほんのり甘味があります。空腹だったので出来たてのいい香りに我慢できず一口食べたら、もう止まらず結局全て食べてしまい自宅に持ち帰る事が出来ませんでした。
クロワッサンはAOPフランス発酵バターを使用しているので芳醇で弾力があります。何より見た目が美しい。
この店のシグニチャーであるポミエはリンゴの枝を表現しているそうです。パンの元は発酵させたリンゴジュースで、パンの中にも生姜と一緒に煮たリンゴが入っています。
葉の形をしたショップカードが付いているのが可愛い。
リンゴの酸味とハード系特有の苦味が程よく調和しており、生地も硬すぎず食べやすかったです。
黒豆と大納言かのこはミニサイズのアルファバゲットにお豆がたっぷり入っています。
どれも表面が程よい硬さで、中はモチモチしており好みのパンでした。
神楽坂に行ったらまたリピートします！