御朱印は力強い

4.5
旅行時期：2019/12（約6年前）

by ゆっくさん（男性）

館山クチコミ：5件

　JR内房線館山駅から北へ歩くこと20分弱。
　鶴谷八幡宮は安房国の総社として創建されました。もともと、ここから2㎞程東に鎮座していたそうですが（元八幡神社）、総社信仰が衰微した鎌倉時代に、今の地に移され、源氏の氏神である八幡宮に改変されたとのことです。その後、この地の代々武将に保護され、今に至るそうです。
　御祭神は八幡大神こと第15代応神天皇、そしてそのお父さんの第14代仲哀天皇と、お母さんの神功皇后です。
　街中に凛としてただずんでいます。拝殿向拝の天井には、龍の彫刻がありました。中央に大きな龍があり、それを囲むように五十五体の龍が配置されています。慶応二年（1866年）の作品らくし、現存する棟札3枚とともに館林市の文化財に指定されているとのこと。屋外に150年間存在しているとは思えないほど、しっかりと彫られていました。
　拝殿の向かって右奥には安房国一宮である安房神社への遥拝所があります。遥拝所ですが、普通に神社と見まがう立派なお社です。拝殿の正面に御神木があります。また拝殿の左側に社務所があります。御朱印は、ここで頂戴できました。なかなか力強く、特徴的な御朱印でした。