博多駅構内でアクセス便利な割に、一番街店より雰囲気良い

4.0
旅行時期：2020/02（約6年前）

博多クチコミ：26件

便利な博多駅構内にある一幸舎の支店です。
一幸舎は、言わずと知れた博多とんこつラーメンの一角を占める雄で、博多駅前に総本店があるほか、駅構内には地下の一番街と、デイトス2階の博多めん街道（各種ラーメン店街）にあります。
一番街の方は、カウンター席で少しせせこましく、また、地下通路に面しているので慌ただしく騒がしい雰囲気でしたが、デイトス店の方は空いていて、一番街店よりも広そうでシックな落ち着いた雰囲気だったので、避難するようにデイトスの店舗の方を利用しました。
博多とんこつラーメンですが、他地域のラーメンで育ち、ほぼ初めて本格的なとんこつラーメンを食した者としては、とんこつの独特の臭みが最初、ちょっと慣れない感じがしたのと、麺が細くてまるで素麺みたいで物足りない感じがしましたが、味は豚骨が利いていて、なかなか美味しかったです。
ただ、何より最初にネックになったのは、やはりあの強烈な臭いで、ぎんなんの臭みのような、都会の雑踏にある飲食店の裏口から臭う生ごみにも似た、あの臭いを思い出し、初めて店舗に入るのを少し躊躇してしまいました。
なお、豚骨ラーメンについて、もう一つの雄、一蘭と食べ比べてみましたが、一蘭の方は、一幸舎だけとの比較においては、ややインスタント系の旨み味のコクがありましたが、一幸舎の方は調理によってコクを引き出したワイルドさがある感じがしました。
一蘭の方に訪れていた若い女性が、最後は一蘭に落ち着くと言っていましたが、確かに若い女性にしてみたら、一蘭の方が臭みが無いという点で食べやすいと思います。
一幸舎の方は、オヤジ系の人や外国人に受けそうです。
訪れた時は、一番街の店舗の方はかなりの外国人が席に座っていました。
なお、一幸舎の空港店も利用してみましたが、一幸舎の店舗は、元祖泡系と屋台系の２種類の店舗があるようです。
デイトス店は元祖泡系で、食べごたえがある感じでしたが、空港店の方は泡立ちはほとんど無く、丼も平凡だったので、食べるなら市井にある元祖泡系のこちらの店舗を利用した方がおススメです。