徳川家康の侍医であった呂一官の墓が、清澄庭園の北側の本誓寺の霊域にあります。
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- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by さいたまさん(男性)
木場・東陽町・清澄 クチコミ:30件
徳川家康の侍医であった呂一官の墓が、清澄庭園の北側の本誓寺の霊域にあります。
呂一官の墓が清澄庭園の北側にあることは、あまり知られていません。
そもそも、呂一官という人物について知っている人は、少ないと思います。
ましてや、呂一官という帰化した明人とポマードの老舗の柳屋との関係を知っている人は、皆無だと思われます。
清澄庭園のついでに、近傍を探索していた際に、それらの関係を勉強する機会を得たのです。
呂一官は、明の国から日本にやって来て、漢方の知識に卓越していた関係で徳川家康の侍医となり、日本橋に屋敷を拝領したのです。
その地が結果的に、現在の柳屋本舗の本社ビルのある土地です。
呂一官は、晩年、紅屋という漢方薬品を扱う生業を営みましたが、その店舗を近江商人の外池屋が引き継ぎ、柳屋の基いとしたのです。
歴史の面白さを教えてくれる呂一官の墓です。
呂一官の墓及びその解説板は、本誓寺の東側にあります。
本誓寺の横の小路を歩くと呂一官の墓を顕彰する標石柱と解説板を目にすることができます。ぜひ訪れることをお勧めします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/01/02
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