「そのときどう動く」ということを学んだという。
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- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by 紅映さん(非公開)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:9件
この日は、心身を病む摂食障害という難病で闘病生活をしている孫娘を預かったので、この美術館に連れて行きました。
孫娘は、この春に大学を卒業したのですが、病気のためにせっかく決まった就職先もひと月ほど通っただけでドクターストップ状態になって入院。それを2度繰り返した挙句に、今は自宅で療養しながら主治医のもとに通う生活をしています。
そんな孫娘を、母親がカウンセリングなどで留守をするとき預かって、あちこちと連れ歩いています。
相田みつを美術館は多分気に入ると思って連れて行きましたが、当たり過ぎ!!端から作品の言葉や添え書きを書き取って、なんと3時間半もいました。因みに館内は撮影禁止。だからって、途中で端折るという選択は最早なし!!・・・この融通の利かないところが、病的と言えば言えるのですが、母親には「私を連れて行った甲斐があったと思うよ~♪」と言っていたそうです・・・(-_-;)
相田みつをは曹洞宗の禅僧を師と仰いで、40年にもわたって在家のまま禅を学んだそうで、そこから編み出された言葉の数々が、人の心に響くのでしょう。道元禅師の正法眼蔵を勉強して「そのときどう動くか」ということを学んだと言います。
孫娘にも、そこからなにがしかを学びとって、心の病からでも治っていってくれたらと願うばかりです。
平日の午後でしたが、混むほどではないのですが、1人だったり2人連れだったりして、入場者が途切れることがなく、改めて、こういう世界を求めて来る人の多いことを感じました。
以前行った時にはそんな風には感じなかったのですが・・・
訪問日 2019.12.18
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/12/20
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