かつて掘割があった脇に説明板と道路愛称の標識が立ててあります
- 3.5
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
日本橋 クチコミ:183件
中央区日本橋人形町界隈を散策の帰りに行徳河岸を訪ねる折、途中の細い道路沿いに立ててあるのに気が付いたのが「稲荷堀跡」の説明板 で、新大橋通りの蛎殻町交差点から南東方向への細い道路に入って1分とは掛からない右手のビジネスホテル脇の歩道の車道側です。
その説明板によると、
江戸時代初期から明治期まで、日本橋小網町と日本橋蛎殻町1丁目の境界沿いには掘割があり、江戸時代には、大名や旗本などの屋敷が建ち並び、こうした武家屋敷を囲むように入堀が設けられ、舟運の便が図られていた。
ことなどとともに、「稲荷堀」の俗称の由来や「とうか (とうかん) ぼり」と称したこと。
また、掘割としての稲荷堀は、明治末年に埋め立てられ、現在の町境の道路となっているが、かつての掘割の通っていた場所は「とうかん堀通り」の道路愛称としてその名残を留めている。
ことなどが分かります。
が、これを見ても、説明板の前の細い道路は、今は両側がビルになっていて、かつての様子は分からなくなっています。
とは言え、ここから右手 (南東) 方向に2分位行ったT字路の左手前の歩道に「とうかん堀通り」の道路愛称の標識が立ててあり、当時の名残を留めているように思います。
この「稲荷堀跡」の説明板 だけなら、新大橋通りの蛎殻町交差点から近いのでこの界隈に来られた折などにご覧になっては如何でしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 説明板は地下鉄・水天宮前駅出入口6を出てそのまま3分半位進んだ蛎殻町交差点を左手に入り1分とは掛からないところなので歩いて4分少々です
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 説明板や道路愛称の標識を見ている間近くを車が通った位で誰とも会いませんでした
- バリアフリー:
- 4.0
- 歩道が整備されているので大丈夫です
- 見ごたえ:
- 3.5
- 説明板が立ててあり離れているところだが「とうかん堀通り」の道路愛称の標識も立ててあります
クチコミ投稿日:2019/12/06
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