国際線ターミナルの運営の非効率性は一向に改善されていません。

1.0
旅行時期：2019/11（約6年前）

博多クチコミ：165件

2017年の3月にも福岡空港国際線の運営の非効率性については口コミを投稿しましたが、2019年11月に利用した際にも、一向に改善されていませんでした。
この日は上海向けの夕方の便に搭乗しようと、二時間前に空港に到着すると、写真の通り既に長蛇の列。
まず問題はセキュリティのためのX線検査機が1台のみ。FやDといった島にチェックインカウンターが分かれていますが、それぞれ１台のみとしていることから、隣接する島の検査機を使うことが出来ず長蛇の列ができる仕組みになっています。
さらに、セキュリティチェック済みのシール（写真のピンク色のシール）を検査機を通り抜けた鞄にスタッフが貼りやすいよう、シールの台紙を別のスタッフが折り目をつけていました。
実はこのスタッフはX線検査機のモニターを見る役割も兼任。これには驚きました。
さすがに行列に並んでいた他の欧米人と思しき旅客も顔をしかめていました。
笑顔やお辞儀が「おもてなし」だと勘違いした方が多いですが、スピーディーに業務をこなすことが出来なくて、「おもてなし」もないと思いますね。
搭乗直前のゲート前、私の後ろに並んでいた上海人の旅行者が、私が理解できないと思ったのか上海語で次のように語っており、肩身の狭い思いがしました、
「イラ　サバニン　ロ　メ( 彼ら日本人は本当に遅いわ)。ノーズ　ワッタラ(頭悪いよ）。アラ　サンヘ　ア　プドンジチャン　ロ　ジャックン（私たち上海の浦東空港はすごいよね）。」。
福岡空港は滑走路を2025年めどに2本にする計画もあるそうですが、こうした旅行者の不満の声を真摯に受け止めて速やかに改善して欲しいと切に願うばかりです。