JRの手にかかるといくら素晴らしい観光路線でもこの体たらく。五能線もきっとこうなってしまうというのが悔しくてしょうがない
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- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by OE-343さん(非公開)
小淵沢 クチコミ:8件
JRの手にかかるといくら素晴らしい観光路線でもこの体たらく。五能線もきっとこうなってしまうというのが悔しくてしょうがない。。。
まず初めに断っておきますが、私、小海線が嫌だと言ってるわけじゃありません。キハ110形もどちらかと言うと好きな車両です。でも、今回営業した小海線の体制にはやはり大きな問題があると感じました。
まず、利用客が非常に多いのにもかかわらず2両編成に固執しています。そして座らない客が続出しています。無論、普通の普通列車だったらそれで良いでしょう。でも、せっかく八ヶ岳で楽しく夏休みを過ごそうと思ってやってきた観光客が、小海線にまで乗って、荷物を持って立ち乗りしなきゃいけない。無論、鉄道は立って乗って当然だと、JR東日本の社長などは考えるのでしょうが、せっかくならみんな座れたほうがいいんじゃないですか?ボックスシートを、左右4人がけにせずに、通路を広げるために片方を一人がけにするのがJR東日本は好きで、分からなくは無いですが、仙台で走っている通勤型電車E721系は左右四人掛けボックスシートです。それなのに、それより大幅に乗客の少ないこの小海線などに投入する車両で、なぜ座席を減らさねばならないでしょうか?
さらに、キハ110系は全て固定窓です。八ヶ岳高原の涼しい風の中を走る列車なのになぜ窓を開けられないのでしょうか?環境問題の叫ばれる現在、無駄な冷房の使用を止めて窓を開ければ良いのなら窓を開けて走れば良いのではないでしょうか? 八ヶ岳の涼しい風が観光の家なのであれば、それを体験できるような車両をどうすれば良いのではないですか? 八ヶ岳の涼しい風が観光の売りなのであれば、それを体験できるような車両にすれば良いのではないですか?
さらに、ハイブリットディーゼルカーE200形は、もっとひどいです。カーテンを省略するために、熱線吸収ガラスを使うJRの東日本の大好きなやり方になっていますが、ガラスの色が濃すぎて景色がそのままの色で見えません。
山手線ならどうでもいい話ですが、こういった観光路線で、しかも観光の目玉となりそうな「ハイブリット車」でこれでは、残念ではないでしょうか。窓ガラスはやはりきれいなほうがいいし景色がそのままこういった観光路線には適しているはずです。さらに、照明等や、車内での雰囲気も全て山手線、南武線等と全く同じです。八ヶ岳のまで来ていつも乗ってる湘南新宿ラインと同じような雰囲気の車両に乗る、それってつまらなくありません?
さらに「High Rail」と言う全車指定席の快速列車の運転されています。しかし快速といっても通過する駅はごく一部でほぼ普通列車です。それで、それが小淵沢で特急に接続している場合、多くの人がそれに乗って特急に乗り換えようと考えるわけですが、清里駅の掲示板「指定席が満席の場合にはご乗車できません」つまり、それより1時間早い普通列車に乗れと言ってるわけです。でもこういった野辺山や清里から小淵沢までの近距離利用客も多いし、もともと列車本数も少ないのであれば、一般型の自由席車を1両連結しても良いのではないでしょうか。
小海線は、首都圏から近いにもかかわらず、五能線ほど観光列車に力が入っていません。しかし、ある意味これって五能線の未来の姿なのかな?と思いました。新型ディーゼルカーにより座席は減らされ、リゾートしらかみと普通列車の分断はさらに進められ、「一般客」と「観光客様」が分離される、逆に言えば、ローカル線の割にかなり知名度も乗客もいるのが香美さんです。そんなのさんに空やる気ない態度でしか飲めないJR、と言う印象持ちました。
やっぱりJRはダメなんです。第3セクターにした方が、18切符は使えなくなるけど、プラス面もあるのだな、と言うことを改めて考えさせられた、今日の小海線の利用でした。
- 施設の満足度
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1.0
クチコミ投稿日:2019/09/11
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