「流刑小屋」再構築されたとはいえ、生々しい場所でした(*_*)
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- 旅行時期:2019/07(約6年前)
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by Yukinoさん(女性)
五箇山周辺 クチコミ:4件
民俗文化財【加賀藩の流刑地】
どうしても見たかった場所!下呂温泉の帰りに寄って来ました!
何とも生々しい話しですが…以下webで調べたものです
五箇山地方の東岸は、庄川の断崖絶壁に隔離されて、加賀藩では流刑の好適地として多くの流刑人を送りました
約350年前の元禄3年(1690)に藩士安見与八郎が流されてから嘉永六年(1853)まで約24名の人たちが流されたとの事!
平の流刑人は住民との交友を許されていたので、学問や社会知識の指導者として慕われている人もいましたが、重い罪人は3.6m×2.7mの「お縮(しま)り小屋」に入れられ、住民と語ることもできませんでした この流刑小屋は、明和5年(1769)に田向集落が大火で焼けた後に新築されたと言われています
小屋は集落内に三棟あった一つで、約10m六畳板敷三方板かこいの内に、約0.9mの便所を設けたもので、便所横の柱には食物を出し入れする蓋付の穴があり、反対の方には高さ1.2m、巾0.75mの格子の潜戸があって罪人の出し入れの外は大錠が懸けてありました
廃止後は民家の一部に利用してあったので、長年月に朽ち、昭和38年の豪雪に倒壊しました。全国的にも流刑小屋の遺構がないので、原寸に随って腐触材を取替え昭和40年5月復元
全国唯一の珍しい民俗文化財です
確かに、大きな川と崖に囲まれた場所で、橋が無ければ行き来出来ないような場所でした!
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2019/07/31
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