深大寺の西端に、深沙堂があります。深大寺の名称の発祥の深沙大王堂の跡地にあります。
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- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by さいたまさん(男性)
調布・狛江 クチコミ:13件
深大寺の西端に、深沙堂があります。深大寺の名称の発祥の深沙大王堂の跡地にあります。
現在の深沙堂の北側に、この地域の水源である泉があります。
この泉は、深大寺の発祥にかかわる泉です。
この地域は、泉の清水により稲作や蕎麦等の恵みを受け、これが仏教のお教えと結び付けられ、水の神様でもある深沙大王への信心となり、その寺院の名称が、深大寺となって行きました。
その深沙大王を祀っていたのが深沙大王堂でした。
明治政府の神仏分離の政策の流れの影響で、深沙大王堂は、取り壊されてしまいました。
深沙大王堂は、現在の深沙堂よりも、大変、壮大な建物だったそうです。
深沙大王堂の跡地にたてられ現在の深沙堂は、本当にこじんまりしたお堂で、鄙びた郊外にあるような小さなお堂の感じがします。
現在の隆盛を誇る深大寺の源点だとは、とても想像もできません。
由緒ある深沙大王の名残りは、額のみです。
深沙堂を見て、歴史の流れは、数奇なもので、かつ、時には、残酷なものでもあることを現地で痛感することができました。宗教に係る事項には、信じられないことがあるものだと感じさせられました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/07/03
いいね!:2票
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