白亜の大師像
- 4.0
- 旅行時期:2019/05(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
室戸岬周辺 クチコミ:5件
四国遍路3泊4日旅の最終日は室戸岬に向かいます。宿泊先のHotel Rivieraの最寄り駅である宍喰から鉄道で甲浦へ出て甲浦9:59分発の高知東部交通バスに乗りました。バスは太平洋の海外線沿いの国道55号線を走りますが徳島県では余りお目にかからなかった歩き遍路の方が車窓からぽつぽつと見受けられます。徳島県では遍路道は車道ではなく山道などが多くありましたが徳島県の23番薬王寺から高知県の24番最御崎寺まではバスの通る国道55号が遍路道となっているためと思われます。快晴の青空と太平洋の大海原や途中巨岩の夫婦岩などを左に見ながらバスに乗ること1時間程、大師像前でバスを降りました。海に面する新緑の山腹に白亜の大きな像が立っています。青年大師像です。若き日の弘法大師(空海)は室戸岬を修行地として選び、難行苦行の末多くの悟りを開いたと言われています。像は昭和59年(1984年)大師の徳を慕う信者や一般の方々の寄進によって建立されたものです。大変大きな像で台座の5mを含み像全体の高さは21mあります。青年空海の凛々しい修行姿が印象的です。像は明星来影寺というお寺にあり像を間近で見ようと思うと300円の拝観料が必要です。境内では大師像を間近に拝めます。白亜の大師像が新緑と青空に映えます。大師像の後方の高みに大きな黄金の涅槃像があります。涅槃像は大師に背を向けて寝そべっています。高みに上り黄金の涅槃像を正面に快晴の青空の下に立つ白亜の大師像と雄大な太平洋を眺めました。美しい眺めでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/05/31
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