瓦葺で漆喰の小ぢんまりした社殿です

3.5
旅行時期：2019/05（約7年前）

木更津クチコミ：19件

　木更津に久方振りに来た折立ち寄ったのがここ厳島神社で、ＪＲ木更津駅西口前の富士見通りから左手 (南側) に一本入った細い通りの十字路の角に小ぢんまりと祀られています。
　石造りの鳥居の奥に建つ瓦葺で漆喰の社殿は、小さいが立派で目を惹かれ、近付くと虹梁の上に白兎が二羽飾られているのが分かります。
　社殿右手の板塀には、３枚の写真付きの「木更津市指定文化財富士見厳島神社の社殿彫刻」との説明板があり見ると、概要だが
　社殿内に欄間飾りのように並べて掲げられている社殿彫刻が三点あり、その内の一点の作者は、通称波の伊八です。
　普段は非公開だが、毎年１０月１５日の祭礼時に一般公開されます。
　とのこと。
　普段は、写真しか見れないのが残念だが、祭礼の折りに見に来ようと思ったところです。
　また、社殿右手前の手水舎には亀の噴水 (？) があり、左手前の池には沢山の亀が甲羅干しをし、近くに金魚がのんびり泳いでいるのを見るとのどかな感じがします。
　ところで、鳥居の扁額は「弁財天」となっているが、鳥居右手の新しい社号標は「白辨天嚴島神社」と彫られているのを見て、「白辨天」？　社殿などが白いからかなぁ～と勝手に想像したところです。