参道が東京湾から続く由緒ある上総国木更津総鎮守です

4.0
旅行時期：2019/05（約7年前）

木更津クチコミ：19件

　木更津に久方振りに来て訪ねたのがここ上総国木更津総鎮守の八剱八幡神社で、広くはないが関東一の大神輿や源頼朝『お手植えの蘇鉄』などいろいろあるところです。
　訪ねた切っ掛けは、ずっと西側にある鳥居埼海浜公園に鳥居があるのに気付き、これをくぐり１０分弱進んだところ、ここ八剱八幡神社の鳥居に着いた次第です。
　最初に気付いた鳥居が、ここ八剱八幡神社と関係あるのかと思い社務所で聞いたところ、
　海浜公園にあるのは第一鳥居で目の前にあるのが第三鳥居、また今はないがこの間に第二鳥居があり、第一鳥居の前、今は埋め立てられているがかつては海だったところにも鳥居があったなど広大な境内だった。
　とのこと。
　更に、拝殿右手奥にある八剱八幡神社や関東一の大神輿の説明板を見ると、
　八剱八幡神社の創建の歴史は、日本武尊命が東征の折り先勝祈願した頃に遡り、以来当社は東京湾中央部守護神として、また木更津市民の心のよりどころとして、多くの氏子、崇敬者から慕われてきている。
　毎年、７月の例祭に渡御される大神輿は台輪巾４尺７寸、重さ１.５トン以上もある現役の神輿としては関東一の大きさを誇る。
　とのことで、ここ八剱八幡神社は、非常に歴史があり東京湾中央部の守護神であるとともに、かつては非常に広い境内だったことに頷けます。
　一方、関東一の大神輿は、拝殿右手奥に神輿庫があるものの前面が硝子張りなのか、外景が反射して殆ど見えないのが惜しいところです。
　また、源頼朝『お手植えの蘇鉄』は拝殿の右手にあり、大正１５年に奉納された経緯とともにここ八剱八幡神社は、頼朝との関わりが深いことなどが記された説明板があるのでいろいろ分かります。
　その他、木更津市指定文化財の説明板があるもののごく一部を除き普段見れないが、いろいろ知ることが出来るので訪ねることをお勧めしたいところです。