高級巫女が祭祀を行う所だった
- 3.0
- 旅行時期:2019/04(約5年前)
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by はまちゃんさん(男性)
久米島 クチコミ:39件
外周道路(県道242号)の仲地バス停の近く、道路に面して鳥居とその奥に神社の様な建物があります。それほど大きくないので、よく見ていないと通り過ぎそうな建物です。
“君南風”は沖縄の読み方なら“きみはえ”なのに、何故、“ちんべー”と読むのか気になったので調べてみると久米島の方言ということでした。
かつて沖縄が琉球王国だったころ、国内各地域には王府より任命されたノロと呼ばれる女性神職が置かれ、各地域の祭祀をつかさどっていたそうで、ここは、久米島のノロ(巫女)を統率する高級巫女(君南風)が祭祀を行う所だったとか。
赤瓦で葺かれた本殿は沖縄らしいたたずまいがあるが、その前には石灯籠が数基あって内地の神社のような感じもする風景でした。現地に歴史などを示す詳しい説明板が無いのが残念でした。
近くには、“五枝の松”や“上江洲家”、“おばけ坂”などの観光スポットがあるので、合わせて観て回ればよいでしょう。
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/05/08
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