イギリスの田舎町を訪れたような雰囲気を味わうことができる道の駅です!
- 4.0
- 旅行時期:2019/01(約5年前)
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by hiroさん(男性)
和田・丸山 クチコミ:2件
『ローズマリー公園』は、市町村合併により南房総市となる以前の安房郡丸山町で1935年(昭和10年)頃から農業用水の汲み上げ動力として風車が活用されるようになり、のどかなヨーロッパの田園風景を連想させる風車と地域の風土に適したローズマリーを組み合わせて町おこしのシンボルとした「風車とローズマリーの里」構想を基に政府(竹下登内閣)が1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)度に実施した「自ら考え自ら行う地域づくり事業」(通称:ふるさと創生事業)で交付された1億円を利用して1991年(平成3年)に「ローズマリーガーデン」を中心に開園しています。
更に1995年(平成7年)には古城風の展望台が完成するなど地域の魅力や個性を創出している優れた地域活動として1996年(平成8年)度に「手づくり郷土賞」(建設大臣表彰)を受賞しています。
その後、1997年(平成9年)にイギリスの劇作家「シェイクスピア」が晩年を過ごしたとされる家を再現した中世ヨーロッパ調の建物が特徴の文化施設「シェイクスピア・カントリー・パーク」を開園し、「シェイクスピア」を題材としたテーマパークを中心とした公園となりましたが、来場者数の減少に伴い第3セクターである旧丸山町振興公社による施設の維持管理が困難となり、現在は中世ヨーロッパ調の建物と「ローズマリーガーデン」を残しつつ、南房総エリアの特産品・農産物などを販売する食のテーマパーク施設「はなまる市場」を中心とした『道の駅 ローズマリー公園』となっています。
「手づくり郷土賞」を受賞したころに『ローズマリー公園』を訪れたことがありますが、今回は「はなまる市場」での買い物で立ち寄りました。
「はなまる市場」では、南房総エリアの特産品などが充実しておりさまざまな試食品が沢山あるのでおみやげ選びをする際にお薦めできます。
また、敷地内にある「シェイクスピア」が過ごした家を再現したとされる建物などイギリスののどかな田舎町を訪れたような雰囲気を味わうことができる「道の駅」でもあります。
『道の駅 ローズマリー公園』へのアクセスは、富津館山自動車道「富浦インターチェンジ」から県道296号和田丸山館山線を経由して約15キロメートル(自動車で25分程度)の場所に位置します。
- 施設の満足度
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4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- トイレの快適度:
- 4.0
- お土産の品数:
- 4.0
- 試食品が充実しています
クチコミ投稿日:2019/04/20
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